エイチエムピー・シアターカンパニー2012年度新作公演/同時代の海外戯曲2

アテンプツ・オン・ハー・ライフ

 

 

原作=Martin Crimp “Attempts on her life”

翻訳=平川大作

演出=笠井友仁

 

 

出演=高安美帆/森田祐利栄/澤田 誠(AmusementTheater劇鱗)/米沢千草/山川勇気/鈴木彩香/湯浅悟朗

 

 

 

 

 

 

【東京公演】

 

2012年

10月11日(木)19時30分 ★

10月12日(金)19時30分 ★

10月13日(土)14時00分 ★/19時30分 ★

10月14日(日)14時00分 ★

 

★終演後、アフタートークあり。

 

上野ストアハウス

〒110-0014 東京都台東区北上野1丁目6番11号NORDビルB1

TEL:03-5830-3944 FAX:03-5830-3945

 

前売3,000円/当日3,500円

学生・障がい者・シニア(65歳以上)2,000円(当日受付にて証明書を提示)

 

 

【アフタートーク】

★10月11日(木)19時30分

アンドリューズ・ウィリアム(編集者、翻訳家)×笠井友仁(演出)

★10月12日(金)19時30分

谷岡健彦(東京工業大学教員・現代英国演劇専攻)×笠井友仁(演出)

★10月13日(土)14時00分

佐藤康(現代フランス演劇研究家)×平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)

★10月13日(土)19時30分

新野守広(シアターアーツ編集委員・立教大学教授)×平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)

★10月14日(日)14時00分

北澤秀人(新国立劇場リーディング上演<2009年3月>版演出家)×平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)
 

 

【伊丹公演】

2012年

10月18日(木)19時30分 ★

10月19日(金)19時30分 ★

10月20日(土)15時30分 ★/19時30分 ★

10月21日(日)15時30分 ★

 

★終演後、アフタートークあり。

 

AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)

〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号

TEL:072-782-2000 FAX:072-782-8880

 

前売2,800円/当日3,300円

学生・障がい者・シニア(65歳以上)2,000円(当日受付にて証明書を提示)

 

 

【アフタートーク】
★10月18日(木)19時30分

正木喜勝(演劇批評)×平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)

★10月19日(金)19時30分

上念省三(ダンス批評)×中西ちさと(振付/ウミ下着)×笠井友仁(演出)

★10月20日(土)15時30分

平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)

★10月20日(土)19時30分

鈴木友隆(ともにょ企画)×平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)

★10月21日(日)15時30分

くるみざわしん(ドラマトゥルク/劇団_光の領地)×平川大作(翻訳者)×笠井友仁(演出)

 

 

 

【仙台公演】

2012年

11月3日(土)14時00分 ★/19時00分

11月4日(日)14時00分 ★

 

★終演後、アフタートークあり。

 

エル・パーク仙台 スタジオホール

〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル(仙台三越定禅寺通り館)6階

TEL:022-268-8300 FAX:022-268-8304

 

前売2,500円/当日3,000円

学生・障がい者・シニア(65歳以上)2,000円(当日受付にて証明書を提示)

 

 

【アフタートーク】
★11月3日(土)14時00分

高安美帆(出演者)×澤田 誠(出演者/AmusementTheater劇鱗)×笠井友仁(演出)

★11月4日(日)14時00分

出演者全員×笠井友仁(演出)

 

 

振付=中西ちさと(ウミ下着)

ドラマトゥルク=くるみざわしん(劇団_光の領地)+ 鈴木友隆(ともにょ企画)

舞台美術=児島三郎(Work shop S)+福田由利(アトリエ・ドゥ・フクダ)

映像=サカイヒロト 

舞台監督=塚本 修(CQ)

照明=西岡奈美

音響=宮田充規(GEKKEN staff room)

衣装=迫 一成

メイク=臼井由扶子(Neither Swagg)

宣伝美術=松本久木(松本工房)

演出助手=岡田蕗子

制作協力=尾崎商店/庭山由佳/森 忠治(トライポッド)

協力=イロリムラ/OM-2/ストアハウス/setten design/せんだい演劇工房10-BOX/劇団ひまわり

提携=AI・HALL

助成=芸術文化振興基金

後援=仙台市市民文化事業団

主催=エイチエムピー・シアターカンパニー

 

 

 

 

『アテンプツ・オン・ハー・ライフ/Attempts on Her Life』とは?

 

 「Attempt」は「試み」を意味する英語である。タイトルを日本語に翻訳すると「彼女の人生に対する、いくつかの試み」となる。そのタイトルが指し示すとおり、『アテンプツ・オン・ハー・ライフ』は「アン」という女性の人生を様々な角度から見る物語だ。この作品は独立した17つのシーンから成り立っている。シーン毎に「アン」のユニークな生活や、彼女のシリアスな生い立ちなど、幾つかのエピソードが何人かの登場人物によって語られる。ところが、物語の主人公である「アン」は舞台に一切登場しない。登場人物たちは、「アン」がいない中で、次々と彼女の物語を語り合う。彼らの話す内容は少しずつ矛盾し、ときには会話が破綻する。次第に、彼らは彼女について何も知らないのではないか、と思えてくる。彼らが語る彼女の物語は真実か、否か、確かめる方法も無いまま、彼らは不確実な情報を基に何度も繰り返して語り合い、彼女の人生について、想像をエスカレートさせていく。

 

「アン」という物語の中心が不在のまま、

「アン」について何も知らない人たちが、

「アン」の生活を勝手に想像し、

「アン」の生涯を自由に再構成して、

「アン」という女性の存在を象ろうと試みる。

 

 

 

 

 マーティン・クリンプ/Martin Crimpとは?

 

「・・容赦なく非感傷的で、強烈に鋭い。彼の戯曲は衆目を集めるために金切り声をあげたりしないが、劇作家として形式上の革新を真の意味で推し進めているひとりだ。常に自らの言語を鍛え、より精密な演劇的表現を開拓し・・・・」

 サラ・ケインにそう称えられたマーティン・クリンプは、1965年イギリスのケント州に生まれ、1982年頃から本格的に劇作家として活躍している。代表作に『トリートメント』(1993)や『ザ・カントリー』(2000)などがあるが、20以上の言語に翻訳上演されている『アテンプツ・オン・ハー・ライフ』(1997)が、その大胆かつ革新的な形式と内容により最も良く知られている。イヨネスコの『椅子』やジュネの『女中たち』などのフランス戯曲を英訳していることからも分かるように、不条理演劇の流れに立つ作風のクリンプは、同じ英語圏の先達であるベケットやピンターを21世紀に架橋する存在だ。